私と苺

きっと、ひとを笑顔にしたくて、いちごは生まれた。
収穫の喜びという体験と、誠実で魅力ある食品を通して、
くらしの愉しみをつくっています。

私と苺の生産責任者より

いちごは私にとって子どものようなもの。気づくと、想っているのはいちごの事ばかり。顔を見て声を聞いて、寒くないか、喉は乾いてないか、望みをかなえてあげる。彼らが自分でおいしくなろうとする力を信じて、けっして過保護にならないように。送り出す時は、どこに出しても恥ずかしくない自慢の子たちという気持ちです。
つくる人の生きかたが、いちごの味になると思うから。自分自身の日々も、なるべく手を抜かずにちゃんと生きたいと思っています。朝早く起きて、ご飯をつくって食べて、作業をして、仲間と笑って、明日を思い、眠りにつく。人が一日一日をつみ重ねていく、その素敵さやゆたかさも届けられたらと思っています。

私と苺栽培室

2016年秋。「富山県砺波の地だからできる、美しくて強い苺をつくろう」との想いからはじまりました。しっかりとした弾力があり、甘味と酸味のバランスがとれて味が濃い。いちごの魅力を最大限に引き出せるような環境づくりを目指し、日々細かな調整をしながら育てています。

いちごでつくるおいしいもの

朝摘みいちごの小さなものやカタチの不揃いなものを使って、ジャムなどの保存食品をつくっています。手がけるのは、体に優しいジャムやシロップのエキスパートたち。甜菜糖を使っているのも特徴のひとつ。添加物を使わず、国産の材料で、素材そのままのおいしさを届けようと努めています。体にやさしく、ちゃんとおいしいものを求める人へ。
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私と苺の仲間

私と苺の世界づくり=風景と食設計室 ホー

遠くの風景と、ひとさじのスープ。
世界と、わたしの手のひらは、繋がっている。
料理は、変化する物質の行く先をほんの少し変えるように。
ランドスケープデザインは、帰り路を想像するように。
風景と食、それぞれの先を想像し、それぞれを繋げる。
日常的、それでいて特別な、時間と空間の経験として。

高岡友美と永森志希乃によるユニット。ランドスケープデザイン事務所を経て2012年3月より活動。「遠くの風景と、ひとさじのスープ。世界とわたしの手のひらは繋がっている」をコンセプトに、そこにある風景・文化・社会を、食を介して切り取る。アートプロジェクトを中心にフードプレゼンテーション、デザインなどを手掛ける。東京/富山の二拠点にて活動。


ジャムづくり=阿保美希(えっちゅう風土)
写真=馬場わかな
文章=松岡佐和子(砂の羽広告事務所)
デザイン=宮田裕美詠(ストライド)

代表 中島一利より

この仕事をしているとつくづく感じます。自然を前に、人ができることはほんとうにわずかなのだということ。天気もいちごも、こちらの思惑通りになんて動いてはくれない。私たちはただその大きな流れに、こころを寄せるように、彼らの望むことをしてあげるだけ。命が生きたいように生きる、その手助けをめいっぱいしてあげる仕事。それが農業なんだと思います。
いちごづくりの日々は、同じことをしているようで同じ瞬間は二つとありません。顔を見て、何をすべきかを考えて、手と心を動かして、それが面白い。そんな瞬間の連なりが、ここにしかないおいしさとなり、あなたの日々を少し美しく豊かにすることができたら嬉しく思います。